ヒロシマで、、、2つの時代で2人の女性が生き抜く姿から、
平和の尊さ、生きることの喜びを描いた人間ドラマが、
7月28日、全国の劇場で公開されます。
1つ目の時代は、戦後間もない広島
2つ目の時代は、現在の広島
タイトルは、夕凪の街 桜の国
原作は、こうの史代さんの漫画作品なんだそうです。
文化庁メディア芸術マンガ部門大賞・手塚治虫文化賞新生賞を受賞し、各所で話題を呼んだストーリーの映像化が実現しました。
こうの史代さんも、この映画のこともなにもしらなかったので、公式サイトにうかがってみました。
ものがなしい、でも落ち着くような音楽。
「いきとってくれて、ありがとう」
なんだかそのヒトコトだけで、そのTOP画面のイメージだけで、ストーリーが自分の中に入り込んでくるような気すらしました。
原爆投下から13年が経過した広島で暮らす皆実(麻生久美子)と、半世紀後の現代を生きる皆実の姪、七波(田中麗奈)の紡ぎ出す物語。
この物語は、現代の日本人たちになにを思わせるのでしょうか?
わたしは、小学校のときに行った、広島への修学旅行の中の、被爆体験者のおばさんの話を、思い出しました。
そして、今でも戦争の痕跡は、その傷跡は、、、、ずっと人々の心に残り続けているのだ、ココロだけでなく、その被爆した体だけでなく、偏見や、差別、という形を持って、家族を苦しめてきたのだ、ということも、少しだけ、知りました。
戦争なんかしらない、今を生きている被爆した人の子供たちまで、、、
タイトルに使われている「夕凪」とは、、、、(わたしのペンネームも、そのゆうなぎ、、なのですが)
夕方、海がちょっとのあいだ静かになる、風のない状態のこと。丁度、陸の風と海の風が入れ替わるときの無風状態のことを、凪といって、朝だと、朝凪、夕方だと夕凪。
イメージとしては、穏やかな状態、、でしょうか?
穏やかな中にも、風の吹いていた記憶が残っている感じがします。
「被爆」という十字架、皆実の「髪留め」、「幸せになってほしい」という思い。
主人公の七波は皆実や両親からいろんなものを受け継いできたのですね。
そして、まっすぐで、強い、その性格も受け継いだのではないでしょうか?
私が両親や祖父母から受け継いだもの、、
何があるでしょうか?
まず、間違いなく、この体型と顔^^;
それから、ちょっと頑固でわがままな性格?
いちばんよかったものは、、、自然の中で暮らしてきたということでしょうか?
田舎で育ったことは、いろんな知識もあるし、とても価値のあることだなぁといまでも思っています。
その経験の多くは、都会で育った子供たちには、できなかった経験ですから。
それから、公式サイトにいったら、コメント、というタグを開いてください。
今は吉永小百合さんのコメントがかかれています。
”どんな戦争にも正義はありません。 ”
そのとおりだ。
テーマは重いけれど、見ておきたい映画ですね。
原作のマンガを読んでもいい。
ぜひ、
夕凪の街 桜の国オフィシャルブログも読みに行ってみてくださいね。
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