インターンシップという制度

いま、社会で問題になっているニート、引きこもり。
かれらはなぜ就職して働こうとしないのでしょうか？

学生時代、遊ぶだけ遊んで、、、または勉強はしていたけれど、就職について、企業について、あまり知識のないまま、就職活動。就職活動をおこなってみたものの、受からない、または目標を見失う、そういう若者がふえているのだそうです。

自分の時代を思い出してみると、、、、いや、参考にはならないですね、私はバブル期最後に就職したのですから。
それでも、やはり入社時には知らないことが多すぎて、あたふたしたものです。

インターンシップという制度があるそうです。
インターンシップ、と耳にしてもなんのことかわからなかった私は、少し調べてみました。
学生が、就職前に、社会学習として、働く。
そういうことだそうです。
学生が、就職を考えるに当たって、就職前の準備として、こういう制度を利用するのは、すばらしいことだとおもいます。

私は以前勤めていた会社で、新人教育を担当することがありました。
当時はバブルも崩壊していたのですが、大学時代を有意義に？過ごし、就職してくる新人さんたちは、はっきりいってものをしらなすぎるのです。彼らの中には、連絡もなくすぐに会社をやめてしまう人もいました。
アルバイトですらそんなことをする人に出会ったことのなかった私は、面食らったものです。
私の研修がいけなかったのでしょうか？部長や社長の言葉が重すぎたのでしょうか？
入社前に、見極められなかったのでしょうか？どういう会社なのか、就職したら自分が何をしなければいけないのか、どんな仕事をするのか、、、を。

アルバイトと会社勤めがドレくらい違うものかを、体験してくる。
すごく有意義ですね。
社会で、働く、というのはどんなことなのかを、インターンシップ制度で体験してきたひとは、就職活動どんなにに有利でしょうか？
経験というのは、人を育てるものだとおもいます。
わたしが採用側だったら、そういう経験をしてきた人間を採用したいですね。